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2023年4月10日

【お知らせ】Panasonic Accelerator by Electric Works Companyのデモデイに登壇しました

香りIoTサービスによる

シン・五感体験への挑戦



パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社とReGACY Innovation Group株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:成瀬 功一)が共同で開催する「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」のデモデイに当社の鈴木が登壇いたしましたのでお知らせいたします。






【Panasonic Accelerator by Electric Works Companyについて】

本プログラムは、「くらしインフラ」の変革を通じて脱炭素社会や新しい働き方、災害対策へのイノベーションにおいて、優れた先進的技術やノウハウを有するスタートアップと共創し、新規事業の加速を実現していくプログラムです。今年度は多数の応募の中から9社が採択されました。




【採択内容について】

これまで空間演出は、”映像”、”光”、”音”といった要素で演出を行うことがメインでした。これらは、”視覚”、”聴覚”を利用しています。しかしながら、人間は五感で情報を感じ取り、それらの情報を総合して印象を判断しています。特に”嗅覚”は、五感の中で唯一本能を司る大脳辺縁系に直接作用するといわれており、記憶に残りやすい感覚です。”嗅覚”を利用して空間演出を行うことで、より効果的な演出を行うことができると考えられています。

 

しかし、”嗅覚”、すなわち”におい”による空間演出には、様々な課題が存在しています。

例えば、以下のような課題です。

・シーンに合わせた適切な香りを作り出す技術ー調香の課題

・シーンに合わせた適切な香りを噴霧する技術ー香りの種類の課題

・空間の広さに合わせた適切な香りの噴霧量をコントロールする技術ー噴霧量の課題

現在、存在しているディフューザーは、あらかじめ調香された香りをセットし、噴霧するものが一般的です。シーンに合わせて香りを楽しむためには、シーンごとに香りを入れ替えねばなりません。

これらの課題があるために、香料の入れ替えを行わない限り、1種類の香りを楽しむことしかできないのが現状です。

”嗅覚”は、空間演出において、可能性がありながらも挑戦が困難であったミッシングピースといえるでしょう。

 

レボーンは、調香技術、においを検知するセンサー技術、においを解析するAI技術、においを噴霧するディフューザー技術を1社で全て担う”嗅覚の総合企業”です。

これまで困難であった嗅覚での空間演出による課題を、レボーンの先進的におい技術で解決することにより、シン・五感体験を生み出そうと、このプログラムがスタートいたしました。

 

この度のアクセラレータープログラムでは、レボーンの調香師による調香技術をAIで再現し、AIによる調香結果をディフューザーで再現することで、ひとつのディフューザーで十数種類のシーンの演出を行うという取り組みにチャレンジいたしました。その際、デモデイでは、エレクトリックワークス社製「ランターナ」による、映像と音の演出と組み合わせることで、より没入感のあるハイエンドな空間演出を生み出すことに成功いたしました。

 

今後の展望としては、以下のようなシーンでの利用が考えられます。

・ハイエンド演出としてー旅館やホテルでの和の世界や季節感を再現したおもてなし演出

・広告宣伝としてー視覚、聴覚、”嗅覚”をへの刺激で訴求力を強化したする広告宣伝

・客室パーソナライズーお客様に合わせた嗜好を情報として保存、属性に応じた香り演出

”嗅覚”により、人々がより豊かになり、においが新たな文化を創る未来のために、レボーンはこれからも挑戦し続けます。

 



Panasonic Accelerator by Electric Works Company公式サイトはこちら(外部サイト)



 

◆パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社について

電気設備の分野で住宅、オフィス、ホテル、商業施設、スポーツ施設など社会を

構成するあらゆる“くらしの空間”で事業を展開しています。​

事業活動を通じて、全てのお客様に「いい今日と、いい未来を電気設備から。」をお届けしています。

設立:2021年10月1日

代表者:大瀧清

事業内容:電気設備に関する事業

HP:https://panasonic.co.jp/ew/

 

 

 

◆ レボーンについて

嗅覚技術のインフラを構築し、人々の生活を豊かにする新たな文化の基盤を創造するための各種事業を展開しています。独自開発のにおいセンサとAIを活用し、世界中のにおいデータを蓄積したにおいのデータプラットフォームを構築し、『においの”なんとなく”をなくす』ことを目指しています。大手食品メーカーにおいて、従来人の嗅覚によってのみ行われていた食品加工の生産ラインの官能評価試験を、レボーンの独自開発においセンサとAIをもって代替実施する実証実験を行い、工場導入を目指すなど、食品、環境、農業、医療などのさまざまなにおいに関する課題を解決するソリューションを提供しています。

 

設立:2016年4月

本社:東京都港区北青山2-10-22 K2ビル

代表者:松岡広明

事業内容:香り×AI×DXによるソリューション開発

HP:https://www.revorn.co.jp/

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