REVORNが
​においと向き合う意義

REVORNは、「におい」で世界の常識を変えます。

我々は、技術の円熟化によりコモディティ化が進む現代おいて、「におい」ならば次なる社会革命をおこすことができると信じています。かつて、人類がカメラの発明により、視覚の再現に成功したように、我々は嗅覚を再現することで、世界に新たな常識を生み出します。

においのビジネスの発展

人間の五感の一つである嗅覚は、人間の感情にじかに働きかけ、私たちの生活の質に大きな影響を与えるといわれています。しかし、嗅覚へ働きかける商品やサービスは、以前より限定的で新しい視点で市場に展開されていません。それは、嗅覚のメカニズムで未解明な部分が多く残ることに大きな要因があります。

 人がにおいから受ける影響は多様で、無意識ににおいによる影響を受けてもいます。においは、センサとしての感じ方においても個人で違いが生じたり、人間の脳の情動に作用する部分にダイレクトに働きかけ人の心を動かしたりそれがにおいの評価につながったりすることもあり、未だに科学的な理解が難しい部分が数多く存在しています。そのため、においビジネスにおける市場ポテンシャルへの注目はかねてよりあったものの、新興ビジネスの展開がほとんど望めていないという状況が続いています。

嗅覚のメカニズム

 においとは感覚です。

 人はにおい感じる際には、鼻ではなく脳内で感覚として感じています。一方、鼻ではにおい分子を受容・伝達しているだけで、においの識別やにおいによって感じる感情や思い起こされる記憶は脳内で処理をしています。
 空気中に漂うにおい分子が鼻腔内に入ると、まずは鼻腔内に入ったにおい分子は嗅上皮(きゅうじょうひ)を覆っている嗅粘液に溶け込みます。鼻粘膜に入ってきた匂い物質は、嗅上皮の嗅繊毛に発現している嗅覚受容体と結合し、化学反応を起こすことで、電気信号として脳へ運ばれます。この電気信号はまず、嗅覚の一次中枢である嗅球へ伝わり、二次神経を介し、脳内の各所へ受け渡されます。信号が、偏桃体や視床下部へ入力されると、情動として変換されたり、海馬へと伝えられると他の情報とともに記憶が形成されたりするとも考えられています。脳におけるにおいの認知、記憶、効果がどのようなメカニズムで起こるかというのは未解明な部分も多く、各種研究が進んでいます。

嗅覚の脳内経路.png
旧細胞の構造.png

 また、においの受容においても現在の技術をもっても人間の鼻と同じ構造を再現することは出来ていません。それは、におい分子を識別する約400種あるといわれている嗅覚受容体が、それぞれのにおい分子の構造をパターンとして認識しているといわれており、その組み合わせは数十万種類にも及ぶといわれています。また、におい分子は、ほんのわずかに構造が異なるだけでも全く違ったにおいとなる場合もあり、一方で全く異なる構造でも似たようなにおいになる場合もあり、これらのパターンの解明も急がれます。

においと嗅覚受容体.png

REVORNだから推進できる
複合的なアプローチ

 市場で展開されているにおいセンサは、嗅覚受容体を模倣したもので、におい分子を吸着しそれぞれの濃度やパターンを確認することが出来ます。
しかし、REVORNでは、それだけでは、においビジネスの推進には不十分と考えており、脳内で感じているにおいという感覚を再現し、新たな産業やサービスを生み出すことを目指しています。
 そのため、AIとIoT技術を活用し複合的に嗅覚のメカニズムを再現し、におい課題の解決や新たなサービスの推進をしています。